AbemaTVの人気オーディション番組「ラップスタア誕生2021」でその音楽性が高く評価され、一躍有名となったラッパーのskaai。
彼のリズム感のあるフロウ、知性を感じさせるリリックが生み出す音楽が高く評価されています。
Redbullのマイクリレー企画「RASEN」に出演や日本最大級のHIPHOPフェス「POP YOURS」にも2年連続で出演するなど活躍の場を広げています。
\まるで本物!?/
skaaiのプロフィール
アーティスト名 | skaai(スカーイ) |
本名 | 周礼旻(シュウ・リーミン) |
年齢 | 25歳 |
身長 | 不明 |
出身地 | アメリカ合衆国ヴァージニア州 |
学歴 | 九州大学法学部卒 |
所属レーベル | 不明 |
Skaaiはアメリカ合衆国・ヴァージニア州生まれ、大分県育ち。中国系マレーシア人の父と韓国人の母の間に生まれた彼は非常にグローバルなバックグラウンドを持っています。
小学生の頃から韓国、マレーシア、シンガポールなどさまざまな国への留学を経験しています。
中学ではアトランタの学校に進学するなど、幼少期から英才教育を受けてきたことが伺えます。高校は大分屈指の進学校、大分上野岡高校に進学しました。
その後九州大学に進学、九州大学大学院法学府国際コースに在籍中、AbemaTVの人気オーディション番組「ラップスタア誕生2021」に出演し、一躍有名となりました。
大学在学中には、学習塾の経営やアプリ開発など様々なことに携わっていたようです。
ラッパー名の名前の由来
Skaaiの本名である周礼旻の「旻」に由来しています。
「旻」が「秋の空」を意味することから、「sky(空)」を文字ってskaaiと命名したそうです。
Skaaiのラップスタイル
Skaaiの音楽は、異なる言語やジャンルが融合したユニークなスタイルを特徴としています。
彼のリリックには、日本語、英語、韓国語が組み合わさり、その多様性が彼の音楽の魅力となっています。これは世界の国々を転々としてきた、hood(地元)がない彼ならではの魅力です。
90年代のHIPHOPの太いサウンドやブーンバップを取り入れた力強いラップスタイル、ジャズやソウルの要素が取り入れられたサウンドに、憂いを帯びた歌声という要素が彼の作る音楽のユニークさを形成していると言えるでしょう。
ジャンルやスタイルの垣根を超え、新たな表現を提案してくれています。
リズム感溢れるフロウと深い洞察力と知性のあふれるリリックが心地よいSkaaiならではの音楽を作り出しています。
Skaaiがラップを始めた理由
Skaaiは、ラップ自体は以前から好きでしたが、自分が実際にラップを行うことは考えていませんでした。
彼は当初、研究者としての道を進むことを考えており、ラップは趣味として楽しんでいました。しかし、新型コロナウイルスの影響で自粛期間が訪れ、空いた時間ができたことから、ラップに取り組むようになりました。
Skaaiは楽曲制作を始め、作った作品をSoundCloudにアップロードし始めました。
ラップをすることが楽しく、また、自分自身でリリックを書くことも予想以上にスムーズに行えたようです。
これまで聴いてきたラッパーたちのフロウやリズム感も体で覚えていたため、順調に楽曲作成を続けていました。
ラップを始めてわずか約一年半でAbemaTVの人気オーディション番組「ラップスタア誕生2021」に出演し、その才能を認められました。
Skaaiのおすすめ楽曲TOP3
Skaaiのおすすめ曲①「FLOOR IS MINE」
Red Bullの螺旋、POP YOURでも共演したBIMを客演に招き、Skaaiのほとんどの楽曲のビートを手がける盟友uinによるロック・テイストなビートの上で哀愁のある歌声を披露しています。
Skaaiの楽曲の中では最も再生されている人気曲です。
YouTubeのMVは再生回数100万回を突破しています。
Skaaiのおすすめ曲②「BEANIE」
Skaaiのトレードマークとも言えるビーニーを冠したこの楽曲は、Skaaiでは珍しいファンファーレのような攻撃的なビートに、ラッパーとして生きていくと決めた彼の決意が歌われています。
Skaaiの生い立ちを知ってからこの曲を聴くと彼の強い決意や葛藤が伺え、より楽曲を楽しむことができるでしょう。
Skaaiのおすすめ曲③「FINE LINE」
この楽曲はシンガーソングライターであるSIRUPの客演としてSkaai、uinが参加した楽曲になります。
リズムの良い四つ打ちのキックの緊迫感とuinならではの浮遊感、なめらかさが際立つビートに、少し攻撃的なラップフロウが心地よく混ざり合ってゆく作品になります。
Skaaiと仲の良いラッパー
Skaaiと仲が良いラッパーは誰なのでしょうか?
さっそく見ていきましょう!
「BIM」
FLOOR IS MINEでの客演としての出演のみならず、Red Bullの螺旋、POP YOURSなどで共演したBIM。
BIMは筆者も見にいったPOP YOURで「すごい後輩が出てきたら焦るのではなく仲良くしたい」と話していました。
「鈴木真海子」
ラッパーではありませんが、chelmicoの鈴木真海子はyonawoの楽曲tokyoでSkaaiと共演しており、公私問わず仲の良い関係として知られています。Skaaiといると居心地が良いというふうに語っていました。
Skaaiまとめ
トリリンガルで多様な才能を持つskaaiの作る音楽には、様々な国、文化の中で暮らし、葛藤してきた過去が強く影響しています。
メロディアスでリズミカルなフロウと知的なリリックを持ち合わすラップでHIPHOPファンを魅了しているSkaaiは今後HIPHOPシーンはもちろんのことシーン以外にも活躍の場を広げていくことは間違いないでしょう。