変則的なビートにも恐れずに乗り、一言一句にこだわり言葉を乗せていくラッパーLunv Loyal。
Lunv Loyalは、2020年に発表したファーストアルバム「ZERO」に収録されている「100」という楽曲で人気を集め現在では日本のヒップホップシーンを押し上げる存在となりました。
今回はそんなラッパーLunv Loyalの過去の生い立ちから現在の活動まで徹底解説していきます!
\まるで本物!?/

Lunv Loyalのプロフィール
| アーティスト名 | Lunv Loyal |
| 本名 | 非公開 |
| 年齢 | 30歳(1993年9月30日生まれ) |
| 出身地 | 秋田県秋田市土崎港 |
| 所属レーベル | UNIVERSAL MUSIC |
Lunv Loyalのラップスタイル
Lunv Loyalの音楽の特徴は「多様なフロウを駆使した高いスキル」と「ストーリーテリング重視のリリック」にあります。
Lunv Loyalのラップスタイルは、多種多様なフロウが特徴的で変則的なビートにもうまく対応し、ビートの上で自在に流れるようなラップスタイルでとても魅力のあるラッパーです。
リリックは「ストリートで生きる人間」を描く内容が多く日本社会の歪みや個人の主張や心情などをうまく言葉にしています。
Lunv Loyalの名前の由来
Lunv Loyalの名前の由来は一体どのようなものなのでしょうか?
「Lunv」には「月」という意味合いがあり、Lunv Loyalはこの「ルナ(月)」という文字に強い思い入れがあったようです。
若い頃、ネットで活動しており、「月(ルナ)」の漢字で使っていたが、呼び方やイメージが定着しづらかったため認知のしやすさから「LUNA」という名前を使うようになりました。
ですが、「LUNA」は女の人のイメージや他に使っている人も多かったため差別化を図ろうとしたLunv Loyalは「LUNA」のスペルを「LUNV」に変更しMCネームに起用しています。
ちなみに、「LOYAL(ロイヤル)」は信念や誠実さを意味する言葉だそうです。
Lunv Loyalの生い立ちから現在まで
- 幼少期〜中学時代
・秋田県秋田市土崎港で生まれる
・地元の影響で祭りによく行っていた
・尾崎豊に影響を受ける - 高校時代
・友達のライブに共に出る
・17歳でラップを始める
・さまざまな音楽イベントに顔を出す - その後
・地元の秋田で活動を続ける
・20歳の時SEEDAの企画にフックアップされる
・注目を集めたことをきっかけに上京する
秋田県秋田市土崎港に生まれる
Lunv Loyalは、1993年に秋田県秋田市土崎(つちざき)港に生まれます。
Lunv Loyalの地元である土崎は土崎神明社祭の曳山行事(通称:土崎港曳山まつり)で知られる港町であり、荒々しくも活気のある地域でLunv Loyalはそんな東北の地で育ちます。
中学生になると尾崎豊にハマりインタビューでも「中学の3年間はほぼ尾崎豊にめり込んでいた」と語るほど尾崎豊の音楽にのめり込んでいたようです。
17歳でラップを始めるLunv Loyal
Luna Loyalは中学校を卒業して高校に入学し17歳になったある日、友人が「ラッパーとしてライブをする」と突然言い出しました。
当時のLuna Loyalはラップもしたことがなく音楽を制作したことがなかったのですがノリと勢いで友人のライブに共に出ることになります。
このことがきっかけとなりLuna Loyalはラップを始めることとなり後の活動につながっていきます。
ラッパーとして注目され始める
Luna Loyalは高校卒業後、上京はせず地元の秋田県に残り音楽活動を続けていきました。
地元でラップの実力を磨いたLuna Loyalは、憧れていたラッパーSEEDAの企画にフックアップされることとなりこれをきっかけに全国的に注目を集めるようになりました。
その後、地元の秋田を離れ上京し、その理由は「地元で完全にやりきった」と感じたことや、周りの友人の就職や環境の変化が重なったことが理由でLuna Loyalは活動を拠点を東京に移すことを決意します。
代表曲「100」でバイラルヒットを記録
Luna Loyalは、上京する前後に、1stアルバム『ZERO』をリリースします。
1stアルバムに収録されている楽曲の一つ「100」のMVがYouTubeで公開されると中毒性の高いフロウと「俺の地元じゃ100」というパンチラインが話題を呼びバイラルヒットを記録しました。
その後、Luna Loyalは数々のトップアーティスト達と楽曲制作し、最近ではRed Bullが運営する人気サイファー企画「Rasen」にも出演し、高いラップスキルを披露しました。
Luna Loyalのおすすめ楽曲TOP3
ここからはLuna Loyalのおすすめの楽曲について紹介していきます。
さっそく見ていきましょう!
Luna Loyalのおすすめ楽曲①「100」
まず、最初におすすめするLUNA LOYALの楽曲は「100」です。
この楽曲ができた背景には、当時、地元のしがらみや閉塞感への怒りや嫉妬を原動力にしていた時期がLUNA LOYALにはあり、そうした感情がこの力強いリリックに昇華されました。
この楽曲のYouTubeにアップロードされたMVの再生回数は、230万回を突破しており大ヒット作品になっています。
Luna Loyalのおすすめ楽曲②「高所恐怖症」
次に紹介するLuna Loyalの楽曲は「高所恐怖症」です。
この楽曲は、「高所(成功した地位)」へ行くことへの恐怖と、それでも上がり続けたいという渇望を描いた楽曲で、特にSEEDAを「憧れ」から「対等な共演者」へと変えたLunv Loyalの成長を感じることができる楽曲です。
Luna Loyalのおすすめ楽曲③「Big Step」
最後におすすめする楽曲はLuna Loyalの中で最新の楽曲である「Big Step」です。
この楽曲の最大の特徴は、勢いのある若手アーティストたちを客演に迎えたマイクリレー方式のような楽曲です。
この楽曲はリリース後、Spotifyの「Daily Viral Songs(日本)」でチャートイン(最高43位を記録)するなど、リスナーの間で話題となり現場でのライブでは相当盛り上がる楽曲なので地元のクラブなどでLuna Loyalがライブする時はぜひ見に行って見てください!
Luna Loyalと仲のいいラッパー
ここからはLuna Loyalと仲の良いラッパーについて紹介していきます。
SEEDA(シーダ)
まず1人目に紹介するLuna Loyalと仲が良いラッパーは「SEEDA」です。
SEEDAはLuna Loyalがラップを始めるきっかけの一つとなった憧れの存在でもあり、現在では活動を共にする師弟のような関係です。
Lunv Loyalは、中学時代からSEEDAの楽曲に救われてきたとインタビューで語っており。
かつては「憧れのスターとファン」という関係でしたが、現在は楽曲での共演やイベント出演など共に同じくラッパーとして活動しています。
YTG(ワイティージー)
次に紹介するLuna Loyalと仲の良いラッパーは「YTG」です。
YTGは先ほど紹介した楽曲「Big Step」でも客演として参加しており、年齢やキャリアが近く、講師ともに仲が良い遊び仲間でもあります。
仲の良さを象徴するエピソードとして、2人で「ニートtokyo」に出演した際、「過去に一緒に住んでいた(あるいは頻繁に泊まっていた)家で起きた心霊体験」を語っています。
Luna Loyalまとめ
今回はラッパーLuna Loyalについて詳しく紹介していきましたがいかがだったでしょうか?
Luna Loyalは、過去に一度、死を意識するような強烈体験をしておりこで「生きていることへの感謝」を痛感したことで人生観がガラリと変わったとも語っているラッパーです。
彼は、今後の展望として自分の楽曲でより多くの人を救いたいと考えているようです。
そんなLuna Loyalの今後の活動に注目ですね!
Blackmindでは様々なラッパーの生い立ちから現在までを紹介していますのでよかったら気になるラッパーのプロフィールもチェックしてみてください。


