ハイパーポップとは?|特徴や歴史、日本・海外のおすすめ曲などわかりやすく解説

音楽深掘り

近頃、音楽・ヒップホップ好きの間でよく耳にするようになった「ハイパーポップ」というワード。音楽のジャンルであることは知っている人も多いと思いますが、実際にどのような音楽なのでしょうか?

本記事では、ハイパーポップってなに?という人のために、ハイパーポップという音楽ジャンルの特徴や歴史、日本・海外のおすすめ曲など、現役ビートメイカーの筆者がわかりやすく解説していきます!

この記事を読めばあなたもハイパーポップマスター!

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ハイパーポップとは

Blackmind
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ハイパーポップが何か理解するために、まずは一曲聴きながら記事を読み進めてみてください!ハイパーポップが何か知りたい人にぴったりな、筆者のおすすめ44gxng「ハイパーポップってなに?」です!

サウンド的特徴

ハイパーポップは、EDMヒップホップポップミュージックなどの様々な音楽ジャンルの要素が融合された、未来的破壊的実験的な音楽です。

具体的には、極端にピッチ(音程)を上げたボーカルハードなビート、繰り返しのあるキャッチーなメロディラインデジタルなサウンドエフェクトなどが特徴的です。また、楽曲のテンポが速いことも特徴の一つです。

Blackmind
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つまりは超最先端な尖ったミュージックってこと!

シンセサイザーを使ったEDM的サウンドを多様するアーティストが多い一方で、ギターを積極的に使い、ロックのテイストを感じさせるアーティストも多数存在します。

曲の構成としてもさまざまなジャンルの要素が次々に切り替わる、ジャンルを「ごちゃ混ぜ」にした構成のものが多いです。

Blackmind
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ごちゃ混ぜになっていてもどこかまとまりがあって、かっこいいのがハイパーポップ。

成り立ち

ハイパーポップは、2010年代にインターネットから生まれました。インターネット文化と音楽が激しく融合した結果、新たな音楽表現の形として出現したものです。

トラップやドリル、ジャージークラブなどの特定の地域をルーツに持つ音楽ではなく、インターネットコミュニティの中で生まれた音楽なのです。

Blackmind
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インターネットコミュニティの中で生まれた音楽だからこそ、多種多様な音楽要素を自由に取り入れるようになったのでしょう。

そうした多種多様な要素を含んだ音楽という特性はLGBTQコミュニティとの親和性が高く、ハイパーポップアーティストの中にもLGBTQの人が多く存在します。

ハイパーポップの礎

ハイパーポップの礎を築いたレーベルこそが、イギリスのPC MUSIC。このレーベルには設立者のA.G.Cookを筆頭に、Danny L HarieSophieなどが在籍しています。A.G.Cookは日本の映画「キングダム」の主題歌をプロデュースするなど世界的に活躍しています。

彼らこそがハイパーポップを作りあげてきた人物です。2010年代前半から現在のハイパーポップの礎となるような楽曲を多数制作していました。彼らの存在なしではハイパーポップは誕生しなかったと言えるでしょう。

アンダーグラウンドからメジャーシーンへ

PC MUSICの活躍で徐々に市民権を得ていたハイパーポップでしたが、それでも他の多くのハイパーポップアーティストはメジャーシーンでは活躍できていませんでした。そんな中、男女二人組のユニット100gecsが2019年にリリースしたアルバム1000gecsが大ヒットします。

これを機に、Spotify公式プレイリスト「hyperpop」を作成します。このプレイリストには100gecsが選出した無名のアーティストが多数含まれ、そして100gecsが選出されたアーティストは次々にメジャーシーンで活躍していきました

Blackmind
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Spotifyの公式プレイリストはハイパーポップの発展になくてはならない存在だったと言えるでしょう!

そうして、現在のハイパーポップ人気にまで繋がっているのです。

ビジュアル的特徴

ハイパーポップの特徴はそのビジュアルにも表れています。ビジュアルは、その音楽の特徴を反映して明るく、鮮やかで、遊び心溢れるものが多いです。アートワークやミュージックビデオでは、過剰な色使い、未来的な要素、そして時には皮肉を含んだユーモラスな表現が見られます。ねじ曲がる空間や3Dモデルなどを使った、デジタル空間のような情景を表現も多く見られます。

おすすめの曲

ここからは、ハイパーポップをこよなく愛する筆者が選ばせていただいたおすすめ曲を、いくつか紹介しますのでぜひ聴いていってください!(もちろんここまでに掲載している楽曲も全ておすすめです!)

Peterparker69 - Flight to Mumbai

本サイトでも紹介したことのあるユニットPeterparker69の楽曲です。AppleのCMにも起用されたこの楽曲には聴くと忘らない独特なテクスチャーとメロディーがあります。

e5 - Entanglement (feat. lazydoll)

サウンドクラウドを中心に絶大な人気をほこるe5lazydollの楽曲。切ない雰囲気のトラックとグリッチの効いたボーカルの組み合わせが最高にかっこよくなっています!

safmusic - Rising

サウンドクラウドを中心に絶大な人気をほこるsafmusicの楽曲です。ギターの切ないメロディとハードなベース、そこに憂を含んだ美しい歌声が相まって最高の楽曲になっています!

100 gecs - Hollywood Baby

先ほど紹介した100gecsからもう一曲紹介させてください。聴くとすぐに特徴的な100gecsのサウンドだとわかります。確実にイントロから釘付けにされることでしょう。

STARKIDS - HORIZON (Prod. BENXNI)

日本のハイパーポップシーンの中心と言えるクルーSTARKIDS。激しいビートと耳に残るオートチューンされたラップのマッチは最高です。車で流したら楽しい楽曲です。

bladee & ECCO2K - Obedient

スウェーデンのクルー、Drain gangのメンバー二人、bladeeECCO2Kの楽曲です。bladeetohjiとも楽曲を作っています。この曲は、音数は他のハイパーポップの曲に比べ少ないものの、そこには確かなグルーブ感があり、体を揺らしてくれます。

SEBii - Play Poker Remix (w/Maple)

SEBiiは中国・上海出身のアーティストで、現在はニューヨークで活動しています。ピッチアップされた機械的な声が特徴的で、ハマること間違いなしのアーティストです。この楽曲も一度聴けばハマること間違い無いでしょう!

ハイパーポップまとめ

EDMヒップホップポップミュージックなどの様々な音楽ジャンルの要素が融合された、未来的破壊的実験的な音楽として人気を集めているハイパーポップ。日本でも注目され始め、今後ますます人気を獲得していくことでしょう!

一部の人々にとってはサウンドが先鋭的なあまり、聴きがたいかもしれません。それでも、その新鮮さと斬新さがハイパーポップの魅力であり、その人気を後押ししているのだと思います。

次の一歩として、あなた自身がハイパーポップを体験してみてください。おすすめの曲を聴いて、このジャンルの多様性と個性を感じてみてください。鮮やかで斬新な音楽体験があなたを待っていることでしょう!

Blackmind
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この記事があなたのハイパーポップに対する理解に役立てたら幸いです!

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